加速、減速時に水が動くような音がするというポルシェ カイエンが入庫しました。
故障修理が得三度の飯より大好きなK工場長が担当します。
私とK工場長で、試乗してすぐに お客様の訴え通り、車両真ん中付近から かなり大きな液体が移動する音を確認しました。
K工場長がリフトアップして各所チェックします
(私は原因を探るべく、必死でググります)
以下K工場長の作業
エアコンの水ドレンホースのつまりは無く正常
サイドシルのめくらキャップをめくるとバケツ4杯分の水が出てきました。
さらに水がたまる原因を調べていくと
3ヶづつあるめくらキャップの一つがワンウェイバルブ構造になっており、
バルブが動かずにたまった水が排出できなくなっていることが判明しました。
分解すると大量のグリスが固まってバルブの動きを邪魔していました。
グリス除去後あたらしい適切な量のグリスを塗って組み付けします。
カウルトップからエンジンルームに入った水がフレームからサイドシルを通って排出されることが確認できたので修理完了です。
(この時点まで所要時間30分、私は30分ググっても答え見つけられませんでした)
メカニック歴22年のK工場長さすがです^^